ストーリー

“お兄ちゃんが帰ってくる――”何年も前に家を出た兄が、夏休みを利用して故郷に帰ってくることになった。
兄と別れた時は、もう会えなくなるのが哀しくて、幼い自分はわんわんと泣いていた。あれから自分も成長した。もう泣いているだけの子供じゃない。“今度会うときは、きっと――”
二人の妹は兄に会うのを今か今かと楽しみにしていた。一人は淡い想いを胸に秘め、一人は性への興味を胸に秘め……。