なぜなにめいわく:絵師さんはどうやって決めるの?

ダダが「これだ!」と思った絵。

とか書くと1行で終わってしまうのでもうちょっと書くと、
作品の雰囲気にあった絵柄の描ける方をまず探しました。

特に重要視したのは「色調」。
童話がモチーフなのにパッキパキのコントラストではおかしいですからねw
やはり童話といえば水彩やパステルの淡い色彩が似合います。

絵本なのにハイライトばっきばきの絵とか合いませんよね。
いや、最近はそういう本も出てきてますが。

次のキャラの容姿。
可愛いキャラクターが描けるのは大前提ですが、モエモエ(?)しすぎてもいけません。
本シリーズは男性向け創作ではなく、あくまで童話モチーフなのです。
メインターゲットの男性に好まれ、かつ女性にも受け入れてもらえる絵柄。
そんなキャラクターが描ける方を探しました。
もちろん絵師さん自身の知名度も重要です。

これらを検討した結果、兎塚エイジさんにお願いすることになったのですね。
個人的に『ゼロの使い魔』大好きですし!(笑)

そして第一弾『人魚姫』のキャラクター案があがってきた時に、
この選択が間違いではなかったことを見せつけられるわけですよ!

シナリオと、おおまかな指示を出して、一番最初にキャラがあがってくる瞬間。
これはどんな作品を作っていてもドキドキします。
まさに分娩室の前で待つ父親の気分。

ちなみにこれが「人魚姫」のキャラです。
兎塚さんから一番最初に受け取る絵。ドキドキでした!

090730_ningyo1.jpg
「これだ!!」と本当に叫びました。

その後いろいろ修正がはいった決定稿がこちら。
人魚姫はそのままですが、魔女ががらりと変わりました。種族からして違うw

090730_ningyo2.jpg
兎塚さんのキャラはシナリオに見事にハマるので毎回届くのが楽しみですよー。

090730_illust.jpg

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