2009年8月アーカイブ

コミケお疲れ様でした!

いいだしっぺ・ダダです。

暑い中ブースまで来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。

実は「CLIC CLAC」として参加するのは初めてだったので
皆さんが見に来てくださるか不安だったのですが、
終わってみれば自分達の分がなくなってしまうほどに手にとっていただけて
本当に本当に感謝です。(´ワ`)

2日目というのも不安で、周りが全然違うジャンルというのも不安でした。

だって配置図見るとA-56だけがポツンと「同人ソフト」から取り残された
感じなんですよ。ただでさえ人が多いジャンルがすぐ隣にあるのに、
わざわざこちらまで移動してくれるの? と心配だらけでした。

コミケ終了後にいろんな方の日記を見ると、真っ先にウチに来てくれた方や、
ウチを目当てにコミケに参加してくださる方も多く、そういうのを見ると
作品を作り続けてて良かったなぁと心から思います。

さらに楽しめる作品を作っていこうと思いますので、これからも CLIC CLACの
作品をどうかよろしくお願いします。(´ワ`)

とらのあな様、メロンブックス様の店頭にはもう並んでいるようですので
コミケで手に入らなかった方はそちらでよろしくお願いいたします。


さてさて、ここからはダダ個人の話。

初日はPV作成で家に篭もり、
2日目は売り子、
そして3日目はがっつりと買い物をしましたよ!
自分のスペースがないから持ち運ぶのがエラい大変でしたw

090818_c76-1.jpgあと残念なのが......
コ ス プ レ 撮 影 が 全 然 出 来 な か っ た。

2日目にサークル参加だとこんな落とし穴が......。
3日目は買い物と挨拶回りで無理だし......。

冬は初日にがっつり撮影するぞ!!!


夏コミ委託情報

夏コミの3日目しか参加できず「世界めいわく劇場」が入手できないかも
とお嘆きの方に朗報です。

3日目の委託先が決定いたしました!!

3日目 8/16(日)
東館 C-06a 「DO-RAKU7」

シリーズのイラストを担当してくださっている兎塚エイジさんのサークルです。
2日目に参加できないという方は是非ともこちらでお願いいたします。


そんなわけで「田舎でシよう! 北海道編」もあわせた今回の
頒布場所はこんな感じです。

■田舎でシよう! 北海道編
2日目(8/15) 東A-56a 「CLIC CLAC」
3日目(8/16) 東キ-52b 「LOVE CUBE.」(委託)

■世界めいわく劇場「マッチ売りの少女」「白雪姫」
2日目(8/15) 東A-56a 「CLIC CLAC」
3日目(8/16) 東C-06a 「DO-RAKU7」(委託)

当日お会いできるのを楽しみにしてます!
こんにちは、いいだしっぺ・ダダです。

いつもはっちゃけた文章でおなじみ、GF団の管理人・K(仮称)さんから収録潜入レポートをいただきました。

同じ現場にいたはずなのにどうしてこんなにも視点が違うのかw
一度頭の中を見せてもらいたいものです。

》「白雪姫」収録潜入レポート
》GF団

090811_repo.jpg

こんにちは、いいだしっぺ・ダダです。

今回はひみつの花園、収録ってどんな感じなの? をお届けしようと思います。

スタジオに集合→ミーティング→テスト→本番→インタビュー→解散
という流れを順番に書いてみましょう。

■スタジオに集合
スタッフはちょっと早めにスタジオに集合します。
声優さんが来る前に軽くミーティングです。
音響監督さんに内容を説明したり、注意点をチェックしたり、
シナリオの感想がスタッフから出てきたり。

「今回もヒドいシナリオですね!(いい意味で)」

毎回言われるセリフですw

■ミーティング
声優さんが来て全員揃ったらミーティングが始まります。
シナリオ、役柄の説明をしたり、声優さんから質問を受けたり、
他のドラマCDとやってることは同じだと思いますが、
本作限定の特殊な打ち合わせがあります。

それは、1人で複数役をどう収録するか。

その場で声色を切り替えて一気に録るか、それとも後から役毎に別録りするか。
特に新作「白雪姫」では生天目仁美さんが2役、
伊藤 静さんは8役も演じなくてはいけないのです!
するとお二人とも一気に録るとのこと。なんと頼もしい!

■収録(テスト&本番)
さぁ、いよいよ収録。
一番ドキドキするのはキャラの第一声です!

実は「白雪姫」ではキャラ絵をお二人に見せていないのです。
絵があることはキャラクター作りの助けになりますが、
逆に演技の幅を限定させる場合もあります。
本作ではシナリオと、どんなキャラクターかという補足説明しか
お二人に渡されていないのです。

「んー、今日もお化粧のノリばっちり」

おぉ、お后だ......お后様がいる。さすが生天目さんだ!
おれたちの期待をまったく裏切らない演技!!
そして次も生天目さん。今度は鏡の役です。

「ハイ、お后様」

さ す が 生 天 目 さ ん www
文章では全く伝わりませんが、この一言だけでブースは大爆笑。
底知れぬ実力の一端をかいま見ましたよ、えぇ。

伊藤さんの白雪姫第一声も可愛くて、ちょっと小悪魔的な性格を
内包した演技がすばらしく、いよいよ白雪姫&七人の美少女のかけあい。
美少女1→白雪→美少女2→白雪→美少女3→美少女4→美少女5
と瞬時に変わる演技。スピーカーからは全く違うキャラがどんどん出てきます。
やっぱ声優さんってすげええええぇぇぇ!!

■インタビュー
収録して一息ついたら写真撮影と、インタビュー。
作品の感想や、童話にまつわるお話などを聞いたりします。

やはり童話という誰しもが親しんだ題材なので、
皆さんいろんなエピーソードをお持ちです。
屠殺の話がトラウマになったり、お菓子の家に憧れたり、
ラジオでうろ覚え童話をやっていたり。

とにかくみなさんお話が面白くて、これが一線で活躍する人達の
魅力なのかと毎回感動ですよ。


シナリオの面白さは自負していますが、
声優さんの声が入るとそれが3倍にも4倍にも面白くなります。
本当に声優ってすげええええぇぇ!!

090807_syuroku.jpg

めいわくな裏話2・伊藤静さん編

(前回の続き)

 そんなわけで、「世界めいわく劇場」の「めいわく」とは、声優さんにハタめいわくな芝居を要求する、という、ろくでもない意味も、ちょっとだけあったりします。
 実は企画段階のシリーズタイトルは「無茶振り童話(仮)」でした。

 

 さあ、今回は、誰にどんなめいわくをこうむっていただこうかな、と考えた結果、伊藤静さんに、7人の小人ならぬ7人の美少女を、ひとりで演じていただくことにしました。
 伊藤さんには白雪姫も演じていただきますので、なんと総勢8人のジサクジエーン劇です。

 

 といっても、7人の美少女は、ひとりひとりがそう重要なキャラというわけでもないので、書き手としては、
「大勢の女の子がよってたかっていっぱい喋ってる、くらいの感じが出ればいいかな」
 くらいの気持ちでした。
 何だったら、かけあいの部分は、1キャラずつ別録りしていけば、収録上の問題も起こらないだろうと。

 

 でも、そんな考えって、第一線で活躍するプロフェッショナルの役者の実力というものを、完全になめた考え方だったのです。

 

 伊藤静さんは、7人の美少女を、7人ぶんきっちり演技プランを作り分けて来られました。しかもそれを、抜き録りなしで、一発通しで演じてみせました。
 すごかった。

 

 CDのラストに、スタッフロールというか、配役のクレジットがあるのですが、これはぜひ皆さんに聴いてもらいたいのです。伊藤静さんの七色の声を。
 びっくりしますよ。このスタッフコールだけで、CDの値段のもとは取れます。


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